✍️【レビュー】猫島ペトリコール

同人エロゲレビュー

――“猫島の夏”は、やがて静かに狂気へ変わっていく。

🎮作品概要

『猫島ペトリコール』は、サークル「るみなすのーと」が制作した“猫視点”探索型3Dアドベンチャー作品。

プレイヤーは猫島に住む一匹の白猫「シロ」となり、大学生・白水マコトの調査を手伝いながら、猫だらけの島に隠された謎を追っていく。

最初は、どこか懐かしい夏の離島探索。猫と少女たちとの穏やかな交流。猫視点でのほのぼのした冒険。
……しかし物語が進むにつれ、この島に漂う“違和感”が徐々に姿を現していく。

本作はR18作品ではあるものの、エロ目的の作品ではない。
むしろ本質は、“猫島という異質な世界を歩き回る没入感”と、“終盤にかけて崩れていく空気感”にある。

「癒しゲーだと思ったら、気づけば不穏な物語に飲み込まれていた」
そんなタイプの作品。


🔖ジャンル・キーワード

  • 猫視点ADV / 3D探索アドベンチャー / 離島探索
  • 猫アクション / 猫ゲー / 夏休み感
  • 因習村風味 / 不穏系 / 鬱系 / 心理ホラー寄り
  • 終末感 / 謎解き / 考察系シナリオ
  • フルボイス / Spineアニメーション
  • チラリズム / 入浴覗き / 裸差分
  • ネコミミ / 巨乳ヒロイン / 癒し系
  • Unreal Engine / 雰囲気ゲー / ストーリー重視
  • ビターエンド / マルチエンド / 不気味な島

🏙️あらすじと舞台

穏やかな海に囲まれた、小さな猫たちの楽園——“猫島”。

大学生の白水マコトは、民俗学の調査のため、その不思議な島を訪れる。
プレイヤーは、島に住む白猫「シロ」となり、マコトの調査を手伝いながら、猫島を自由に探索していく。

神社、灯台、資料館、病院、遺跡——。
一見のどかな島には、どこか説明できない違和感が漂っている。

そして調査が進むにつれ、“人と猫の境界”に関わる島の秘密が徐々に明らかになっていく……。


💦抜きどころおすすめ度(★5段階)

シチュエーション抜き度
入浴シーン&裸3D鑑賞★★★☆☆
猫視点での着替え覗き★★★☆☆
ヒロイン裸差分&全裸探索★★★★☆
湯気越しのチラリズム★★★☆☆
巨乳ヒロインの揺れ演出★★★☆☆

📉ヒロイン堕ち傾向チャート

要素傾向
エロ重視度△ エロはかなり控えめ
雰囲気ゲー感◎ 夏の離島空気が非常に強い
不穏・鬱展開◎ 終盤で一気に空気が変わる
癒し要素○ 前半はかなり穏やか
猫ゲー感◎ 猫アクションと探索没入感が高い

🧙キャラクター紹介チャート

キャラ名属性特徴
白水マコト大学生ヒロイン猫島の謎を追う主人公。明るいがどこか不穏
シロ白猫プレイヤーキャラ。猫視点で探索を行う
磯井ミオ元気娘島の看板娘的存在。人懐っこい
磯井ミツキ食堂店主緊張しがちな優しい女性
杉山シズル巫女島の神社を管理する冷静な少女
三ツ木コトハ駅員娘マイペースで不思議な雰囲気を持つ

🍑エロの魅力【ここが“刺さる”】

  • “猫視点だから成立する距離感”が独特
  • 裸や入浴よりも“空気感”がフェチ寄り
  • 女の子を覗く背徳感がかなり強い
  • エロより“不穏さ”が妙に記憶に残る
  • ヒロインたちのSpine演出がかわいい

🎮ゲームとしての遊びやすさ

  • 猫アクション主体の探索ADV
  • ジャンプ・潜り込み・爪とぎなど猫ギミックが豊富
  • マップ探索の没入感はかなり高い
  • ファストトラベルありで移動は快適
  • 一方で屋内カメラはやや酔いやすい

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👑特におすすめなプレイヤー層

  • “雰囲気が良いゲーム”に弱い人。
  • 猫ゲーや離島探索が好きな人。
  • 考察系・不穏系シナリオが好きな人。
  • エロより空気感フェチ寄りの人。
  • 終盤で世界観が反転する作品が好きな人。

📝総評

『猫島ペトリコール』は、“猫ゲー”として見ても、“エロゲー”として見ても、かなり異色の作品。

正直、エロ目的で買うと肩透かしを受ける人は多いと思う。
実際、本番系Hシーンはほぼ存在せず、内容としては“チラリズム寄り”。

だが、この作品の本質はそこではない。

重要なのは、“猫島という空間そのもの”。
夏の海。静かな港町。猫だらけの風景。どこか懐かしく、なのに不気味な空気。

その穏やかな世界を歩いているうちに、プレイヤーは少しずつ“違和感”に侵食されていく。
そして終盤、作品の空気は大きく変貌する。

人によっては「投げっぱなし」と感じる部分もあるが、逆に言えば“説明しすぎない不気味さ”が強烈に印象へ残るタイプ。
「癒し系猫ゲーだと思って始めたのに、最後には妙な感情だけが残った」

そんな後味を楽しめる人には、かなり刺さる作品だった。


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